GM本社、韓国GMから3兆ウォン以上回収

GM本社、韓国GMから3兆ウォン以上回収

2018年02月14日08時31分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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13日、韓国GM群山(クンサン)工場の閉鎖が決定した。写真は韓国GM群山工場の正門(中央DB)
  米ゼネラルモーターズ(GM)が韓国GMを買収して以降、9252億ウォンを投資し、少なくとも3兆ウォン(約3000億円)を回収したことが分かった。13日に群山(クンサン)工場の閉鎖を発表したGMの立場では、今すぐに韓国市場から撤収しても損はないという計算が出てくる背景だ。

  韓国GM監査報告書を分析した結果、GMは2002年に大宇自動車を買収して4億ドル(4340億ウォン)を投資し、2009年に流動性危機を迎えると有償増資を通じて4912億ウォンを追加で投資した。GMが韓国GMに投資した主要項目(9252億ウォン)はまだ1兆ウォンに達していないということだ。

  一方、韓国GMがGM本社に支払った金額は確認されたものだけで2兆ウォンを超える。

  ひとまず本社の貸出金2兆4000億ウォン(2016年基準)に対する利子として2013年から2016年まで4620億ウォンを支払った。

  また、2012年以降、GMは本社が開発した車種を韓国で販売する場合、この金額に対する研究開発(R&D)費用を韓国に請求している。2014年以降に韓国GMが支払ったR&D費用は1兆8580億ウォン。結局、GM本社が韓国GMに投資した金額(9252億ウォン)を差し引いても1兆4000億ウォン以上は回収したという分析が可能だ。

  これだけではない。かつて韓国GMには売上高の5%を本社にロイヤリティーとして支払う規定が存在していた。産業銀行がロイヤリティー支払いに問題を提起した後、GMは該当規定を削除したが、2010年までGMは韓国GMにロイヤリティーを請求した。韓国GMがロイヤリティー名目で本社に送金した金額は明らかにしていない。ただ、2002-2010年の累積売上高が83兆ウォンである点を勘案すると、規定金額(5%)の半分だけが本社に渡ったとしてもGMは韓国GMから2兆ウォン以上を受けたと推定できる。GM本社が韓国GMを運営しながら受けた金額は3兆5000億ウォン前後という見方が出ている背景だ。

  このほか、GMは韓国GMが車を生産する過程で必要な材料・部品を高く売り、逆に韓国GMが他国に輸出する自動車は安く供給することで差額を得たという疑惑もある。実際、韓国GMの売上高に対するコスト比率は2009年から90%を超えている。自動車を3000万ウォンで売る場合、コストが2700万ウォンを占めるということだ。これは韓国国内の自動車企業(平均80%前後)に比べて10%以上高い数値。GMが政府に有償増資など資金支援を要請したことに否定的な世論が形成された理由だ。

  GM本社が過度に投資金を回収したという主張について、韓国GMは「マリブなど韓国で販売した車を開発する過程で米国本社が投入した開発費用に対して正当に支払った金額であり、むやみに本社に移転したものではない」と主張した。韓国GMは13日、経営難が深刻だという理由で群山工場を5月末までに閉鎖し、2000人の人員削減をすると発表した。
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