米中で強まる「韓半島軍事オプション」懸念(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.18 08:37
戦争の可能性を高めるもう一つの要因は国際連携の微妙な亀裂だ。中国とロシアは対北朝鮮圧力を最大限に上げる意思がない。中国は対北朝鮮原油パイプを閉めようとしない。ロシアは北朝鮮の派遣労働者をずっと受け入れている。中露はむしろ韓米軍事訓練を批判している。
何よりも北朝鮮が「核保有国」を主張し、非核化のための対話を拒否している。北朝鮮の慈成男(チャ・ソンナム)国連大使は安保理会議に出席し、非核化のための交渉テーブルには出ない考えを明確にした。中国では「核容認論」まで登場している。環球時報の討論会で朱鋒・南京大国際関係学院教授は「中国はパキスタンの核保有に反対したことがない」とし「中国は北朝鮮の核保有事実を受け入れるべきだ。二重の基準を持ってはいけない」と述べた。