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【コラム】金正恩委員長の最後のパノラマ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.28 16:26
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さらに深刻なのは中国が悩む姿を見せ始めたという点だ。今月初めのフロリダ米中首脳会談が変曲点だ。その間の道徳的要求レベルから脱し、為替操作国免除措置など経済的なニンジンを米国が持ち出すと、北京指導部は北朝鮮に対して声を出している。米国が北朝鮮の核施設を打撃しても武力介入をしないという中国メディアの示唆は北朝鮮には衝撃だ。対北朝鮮パイプラインのバルブをいじると平壌のガソリンスタンドに列ができるというのは、以前になかったことだ。骨の髄までビジネスマンであるトランプ大統領の妙手だ。「大国がふらふらと敵対国の対北朝鮮制裁に一緒に踊らされている」という北朝鮮の対中非難には、裏切られたという鬱憤が表れている。

金正恩委員長はひとまず立ち止まって呼吸を整える姿だ。問題は適当な出口がない点だ。このままでは「新年の辞」で「大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射最終段階」を公言しておきながら、米中の圧力に屈する状況になる。15日の金日成広場の軍事パレードは金正恩委員長が苦心の末に出した折衝物と考えられる。

 
しかし華麗な閲兵式が体制の繁栄を保証するわけではない。東ドイツ建国40周年の1989年10月7日、東ベルリンのアレクサンダー広場の軍事パレードがそうだった。恐るべきミサイルが絶えず登場する場面を演出し、エーリッヒ・ホーネッカー共産党書記長はうぬぼれた。改革・開放の波を感じていたソ連のゴルバチョフ共産党書記長が壇上に並んで立ち、冷たい視線を送った。ところが世の中がどう変わるのか知らないホーネッカーは誇らしく話していた。わずか1カ月後の11月9日にベルリンの壁は崩壊し、ホーネッカーに歓呼した民衆と軍隊は背を向けた。

北朝鮮の宣伝メディアは「我々の金日成社会主義は永遠だ」と強弁する。しかし西側留学を経験し、インターネットにも詳しいという金正恩労働党委員長までがそうなっては困る。今からでも執務室に置かれたアップルコンピューターをつけて、ユーチューブで28年前の映像を十分に吟味することを望む。特に騒がしかった4月の平壌と元山で続いた閲兵式が金正恩委員長に最後のパノラマになればいい。

イ・ヨンジョン/統一専門記者/統一文化研究所長


【コ覃ム】金正恩委員長の最後のパノラマ(1)

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