韓国の偽造犯罪、日本より20倍多い…「国民の意識、日本より顕著に低い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.13 09:27
韓国で発生した偽造犯罪が20年前より2倍以上急増したことがわかった。また、人口10万人当たりの偽造犯罪件数は日本より20倍多いことがわかった。大検察庁(最高検)がこのほど発刊した「韓国偽造犯罪の特徴と対応案」論文(刑事法の新動向通巻第52号)に現れた統計数値だ。偽造犯罪には▽貨幣・硬貨▽有価証券▽切手▽文書▽ナンバープレートなどの印章偽造などが含まれる。
この論文によると、2014年基準で韓国では2万1662件の偽造犯罪が発生した。19年前の1995年には1万318件がすべてだった。20年ほどの間に2倍以上急増したのだ。人口10万人当たり基準で見ると状況はもっと深刻だ。2014年は43件で日本の2.1件より20.5倍高かった。
偽造類型別では文書偽造が最も多かった。全偽造犯罪のうち割合が高い2002年には70.9%、少ない時でも2012年に63.9%を占めた。通貨偽造は2012年に8321件で最高値を記録してから急激に減少し、2014年は2770件を記録した。有価証券偽造は803件だった。