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【コラム】私が朴大統領に望む3つのこと

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.28 15:19
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1つ、雇用がたくさん生まれて青年失業が減り、65歳までは安心して仕事ができたらいい。2つ、私達の子供たちの創意・自立・道徳を育てるしっかりした教育が行われたらいい。3つ、離散した家族のしわの入った顔にこれ以上涙がたまらないよう早く統一されたらいい。

「朴槿恵(パク・クネ)」という名前の妖精が魔法のランプでシュンと出てきて「あなたの願いを聞いて差し上げます」と言うならば、この3つをお願いしたい。1つひとつが、妖精でなければすぐに聞き入れるのが難しいことなので、こんな想像をしてみた。朴槿恵大統領に残った時間は2年だけだ。しかし朴大統領が礎石を敷き、後任大統領とその後任大統領が1つずつ積みあげて行くとすれば、できないことでもない。朴大統領が残る任期の間にこうしたことをやり遂げる大統領になることを心から望んでいた。

しかし、もはや期待難だ。大韓民国が「国史教科書の国定化」議論という巨大な沼に落ちた理由だ。野党はとうとう街中に出た。市民はロウソクのあかりを入れ始めた。「国定化」という単語は自分と相手を区別する緋文字となった。この渦中で「経済を生かそう」というスローガンはむなしい。政治がいくら最悪の状態になっても経済は自分の道を進んでいたが、今はそれも思い出だ。このような分裂の中で3つの願いはただの夢だ。

 
朴大統領が国定化を押しつけるのは、現在の教科書が敗北主義的な観点で現代史を記述していると考えているからだ。歴史教育の目的が健全な民族意識と愛国心、共同体意識を体得するところにあるならば、敗北主義的な歴史観は明確に正さなければならない。国定化はこれを解決するための方法になりうる。だが国定化が敗北主義的な歴史観を是正し、一部の教師たちの偏向した授業を防ぐ唯一の案ではない。このような分裂を甘受しながらも守るべき金科玉条は一層違う。

一部で主張するように、朴大統領が言う「歴史の正常化」が父・朴正煕(パク・チョンヒ)に対する誤った叙述を正そうとする娘の孝心のためであることはないだろう。娘である以前に国民統合の象徴でなければならないこの国の大統領という事実を彼女はさらによく分かっているのではないだろうか。ひょっとして正さなければならないと堅く決心するほど、くやしい点があっても朴大統領は飲み込まなければならない。朴大統領が大統領選挙で得た票で多くの国民の朴正煕愛は証明されたのではないのか。経済が難しくなるほど朴正煕に対する肯定的評価は強まるだろう。

韓国は危機的だ。大統領が正面突破する問題が至るところで広がった。特に経済は深刻だ。文在寅(ムン・ジェイン)新政治民主連合代表は「経済が困難な時期になぜ大統領が国定化に固執するのか理解できない」とした。大統領は宣言せよ。私が一歩引くから野党はこれ以上、経済再生で弱点を握るなと。33カ月間にわたって足首をつかんでいる経済活性化法案も今こそ全て解決しろと。

来年4月に総選挙、その翌年の12月には大統領選挙だ。誤って縫合されれば傷が最低2年は続くという話だ。それでも国は回っていくだろう。しかし私たちが夢見てきた大韓民国ではないだろう。

キム・ジュンヒョン経済部門記者

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