村山元首相訪韓…朴大統領の代わりに鄭首相が会う理由(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.11 09:32
13日の首相面談に折衷点を求めたことになったが、外交部は村山元首相に対して「最大限の儀典」で迎える。他の当局者は「村山元首相は前職要人であり、現在旺盛な活動をする方ではないが日本の首相を歴任した上に韓国にとっては象徴性のある方なので、政府が雑な待遇をしないように首相面談が実現した」とした。慣行上、外国政府の前職要人が訪韓する時の儀典は招いた側で引き受けるが、今回は外交部が直接儀典の支援に出るというのも同じ脈絡だ。正義党側が外国要人の招待や交流行事の経験が相対的に不足しており、儀典の支援をするのが必要だという点も考慮されたという。
村山元首相の2泊3日間の訪韓日程をめぐって日本政府はすでに敏感になっていると伝えられた。村山元首相は11日の正義党主催の懇談会に参加した後、12日に国会議員会館で「正しい歴史認識のための韓日関係の確立」をテーマに講演を行う。13日には沈相ジョン(シム・サンジョン)正義党院内代表らと共に故金大中(キム・デジュン)元大統領の李姫鎬(イ・ヒホ)夫人も表敬訪問する。正義党関係者は「日本の村山元首相の自宅前で極右派のデモが広がったという話も出てきて、私たちも村山元首相側も非常に敏感になっている状態」として「当局と協議して警護には特別気を遣っている」と打ち明けた。