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【コラム】マル・バツの旗だけ掲げる韓国メディア(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.15 14:31
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昨年フェイスブックには「韓国メディアの報道形態」という文が出回った。「イエス『罪なき者、あの女性に石を投げなさい』→メディア『イエス、売春婦擁護発言』『残忍なイエス、石投げろとけしかけ』。釈迦『天上天下、唯我独尊』→メディア『傲慢と独善の極限状態』…」。

全体の脈絡は省略し、片方へと推し進める韓国メディアの習性を大衆が看破したのだ。「衝撃コロッケ」サイトが注目されたのもその延長線にある。このサイトは「衝撃」「驚き」「メンタル崩壊(ショックを表す最近の言葉)」「ばっさり」といった刺激的な題名をつけたインターネット記事の扇情主義を告発している。新聞・放送の記者たちは衝撃コロッケ現象を嘆いているが、彼らの報道もやはり巧妙に包まれた衝撃コロッケであることが多い。あるメディア学者はその原因をこのように診断する。

 
「ただメディア倫理の問題だけではないと思われます。メディアが、記者たちが、急速に変化する社会を解剖できるほどの専門性や執拗さを備えていないためですね。だから正しい、正しくないという原則論にとどまるのではないですか」。

イシューがふくらむたびに「茶碗争い(縄張り争い)」「利益対立」と批判するのも同じだ。茶碗は誰にとっても大切だ。ちゃんとしたメディアならば、果たして誰の茶碗が社会的により重要なのか、どちら側の主張が正しいのかを分析して判断しなければならない。読者のかゆいところに手が届くのがメディアの基本的なサービスだ。

メディアの組織暴力性は、現場の状況をささいなことと思いながら内部の考えを強要するところから出てくる。尊敬を受ける聖者も、すべての状況において正しいことはない。保守でも進歩でも、すべてのメディアが聞きたくない話にも耳を傾けて、反対側に立った者の別の面も見ようと努力する一年になるよう願う。

それでこそメディア全体に向けられた不信感が晴れて、韓国社会も一段階進むことができないだろうか。こちら、あちらを分けたままマル・バツの旗だけをひるがえす社会は危険だ。

クォン・ソクチョン論説委員


【コラム】マル・バツの旗だけ掲げる韓国メディア(1)

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