拡張現実ゴーグル、AI伴侶犬…MWCの視線集めた韓国のスタートアップ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.08 15:13
聴覚機能が落ちた障がい者や高齢者のためにUFirst社が開発した音声認識ネックバンド「NUGUNA(ヌグナ)」も人気を呼んだ。首にかけるブルートゥース・ヘッドセットのようなこのネックバンドは、聴覚障がいの事実を隠したいユーザーの気持ちを考えてデザインされた。イ・ヒョンサン代表は「声がうまく聞き取れない高齢者が周辺から話しかけられたり、通り過ぎる自動車がクラクションを鳴らしたりすると振動で音がする方向を知らせてくれる」とし「地震が発生したり、携帯電話にメッセージが来てもこのバンドが知らせてくれる」と説明した。この製品は福祉制度が発達した欧州市場をターゲットにしている。
スマートフォンにある顔文字や直接デザインした絵を腕や顔などに素早くペインティングできる機器「prinker(プリンカー)」も観覧客の目を引いた。sketchom社のイ・ジョンイン代表は「昨年、ブラジルのリオデジャネイロオリンピック(五輪)で、ボディーペインティング製品をプロモーションしたりもした」とし「遊園地や地域文化祭りなど、企業顧客を対象にした商品を来月中に公開する計画」と明らかにした。