【社説】中国の居直った主張に堂々と対応を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.13 09:01
中国外務省が7日の韓国海警ボート沈没事件に関連し、「海警の取り締まりは越権」と主張した。これに対し韓国政府は「国際法と国内法に基づいて取られる正当な措置だ」と反論した。中国漁船違法操業取り締まりをめぐる両国間の緊張が高まる雰囲気だ。
中国外務省の耿爽副報道局長は昨日の定例記者会見で、「事件発生地点は韓中漁業協定に基づき漁業活動が認められているところ」とし「この協定に基づき韓国海警はこの海域で法執行をする法的根拠がない」と述べた。続いて「韓国は法執行過程で自制を維持するべきであり、執行権力を乱用してはいけない」と主張した。これに対し韓国政府は立場資料を通じて、中国漁船の取り締まりは国際法などに基づく正当な措置だと明らかにした。韓国政府は「我々の海警が使用した追跡権は韓中両国がともに加盟している国連の海洋法で認められている権利」と強調した。