ギガインターネット・5Gが来た…すべてがリアルタイムの時代に=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.21 10:52
SKテレコムは第5世代を通じて第4世代の限界を越えるという計画だ。メガ級無線インターネットの第4世代はLTE周波数をいくつか束ねてデータが通る道を広めるキャリア・アグリゲーション(CA)を通じてLTE→LTE-A→広帯域LTE-Aと発展してきた。無線インターネット速度がLTE(75Mbps)の2倍(LTE-A、150Mbps)、3倍(広帯域LTE-A、225Mbps)まで上がった。しかし周波数を3つ個以上束ねるのは無理であるうえ、理論的にも最大700Mbpsが限界だ。SKテレコムは第5世代技術を開発すると同時に、早期商用化に向けて端末メーカーであるサムスン電子とこの日、MOUを締結した。
有無線インターネットがギガ級速度になれば、日常生活にも大きな変化が生じる見込みだ。何よりも教育・文化・医療分野で時空間を超越するサービスが多様化し、個人の生活がさらに便利になり、効率性も高まる。KT関係者は「画像でつないで医療スタッフと相談や診察をするレベルを越え、医療機器にセンサーを付着してリアルタイムで大容量データを伝送できれば、遠隔手術も可能になるだろう」と述べた。また、ホログラム公演会場で実際にK-POPスターの公演を見るようにスポーツ競技場に行かなくてもホログラムで競技を楽しめ、会社ではテレビ会議を越えるホログラム会議で空間の制約を克服することができる。