拡張現実ゴーグル、AI伴侶犬…MWCの視線集めた韓国のスタートアップ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.08 15:12
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sketchomは色化粧品を原料にした消せるタトゥー「prinker(プリンカー)」を紹介した。
3次元(3D)のプリズムレンズがついたゴーグルをかけて周辺を見渡すと、目の前に白い点一つが見える。視線をそらすとすぐにこの点も同じように動く。パンフレットに焦点を合わせて約3秒間見つめた。すると驚くことが起きた。見つめている場所に半透明のひまわりの絵がいきなり現れた。顔を別のところに向けるとひまわりが一瞬で消えた。ゴーグルの前につけられたカメラがパンフレットを認識するとデータベースの中にあるひまわりの絵が浮かび上がるように設定された拡張現実(AR)ゴーグルだ。この製品は現代自動車の拡張現実運転者マニュアルを作った韓国のスタートアップMaxst社が開発した。
今月1日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開かれた「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2017」で会った韓国スタートアップは大企業に劣らない技術力で世界の観覧客の視線を集めていた。97社のスタートアップが集まった「韓国館」を訪れたカナダ人の開発者チャールズ・ホフマンさんは「韓国のスタートアップ製品は洗練さにはやや欠けるが日常の中のアイデアを次世代技術の中に取り入れようとする努力が目を引く」と話した。