【時視各角】放射線怪談とNLL対話録(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.08 14:51
その代価は高かった。原子力委員会は800トン以上の廃棄物の山から放射線汚染物質と正常なアスファルトを手作業で分離した。分類作業はマドゥル体育公園-蘆原区庁の空地-旧公営駐車場へと転々としながら行われた。結局、慶州廃棄場に行くまでに7カ月の時間と70億ウォン(約6億円)の費用がかかった。原子力安全技術院側は「精密調査をして汚染した部分だけを取り出せば、7億ウォンもかからなかっただろう」と述べた。
1年後、京畿道義王市で同じでことがあった。ある野党国会議員が「義王市の道路に原子炉廃棄物が入った」と主張したのだ。KBS(韓国放送公社)は現場映像を放送しながら「一般道路の倍の放射線が検出された」と暴露した。しかし義王市長は落ち着いていた。まず原子力委員会に連絡した。最も精密な国家放射線非常診療センターの線量計が現場に投入された。実際にはいかなる異常もなかった。一般道路と同じ数値だった。