ポスコ大宇、海外警察艦艇の市場を初めて開拓
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 14:02
ポスコ大宇が11日、インドネシア警察庁と2500万ドル(約28億6000万円)規模の「艦艇シミュレーター供給および統合訓練センター建設」契約を締結した。艦艇シミュレーターは、実際の艦艇と同じ環境で艦艇操縦・艦砲射撃・戦術訓練を行うことができる教育訓練装備だ。海外警察庁に艦艇シミュレーター供給契約を締結したのは韓国でポスコ大宇が初めてだ。
今回の契約により、ポスコ大宇は韓国の軍・警統合訓練センター関連専門会社の㈱FTSが製作した艦艇乗務補助員訓練向けシミュレーターを供給する。シミュレーターはインドネシア警察の海岸警察力の強化に向けた訓練に使われる予定だ。また、インドネシアの地元企業とともにインドネシア警察庁の警察中央教育団統合訓練センターを設立することになる。
ポスコ大宇は世界各地で船舶機資材供給事業を拡大している。昨年9月にはブラジル海軍と「艦艇供給および海軍の現代化事業のためのMOM(Minute of Meeting)」を締結した。昨年8月にもインドネシア最大の国営造船所である「PT.PAL」と艦艇機資材供給の合意書を締結したことがある。