ソウルの住宅価格、通貨危機以降で最大の下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.06 11:16
国民銀行によるとソウルのアパート価格は9月の0.6%下落に続き10月も0.6%下落した。これは月間基準で2010年6月の0.6%以後で落ち幅が最も大きい。ソウルと首都圏のアパート価格も0.5%落ち、9月の0.6%と同水準の下落傾向を続けた。これにより今年に入り10月までのソウルと首都圏のアパート、戸建て、連立住宅含む住宅価格は2.5%下落し、2004年の2.9%以後で最も下げ幅が大きかった。特にソウルの住宅価格は2.4%下がり、1998年の13.2%以後で最悪の沈滞に陥っている。
住宅価格は下がっているが住宅取引量は最低水準だ。9月のソウルと首都圏の住宅取引量(申告ベース)は1万4800件余りで、昨年同期より50.3%の急減となった。税金減免が9月24日以後の取り引き分から適用されたが、この効果が現れる10月だけを見ても取引量は特に増えなかった。ソウル市によると10月のソウルの住宅取引量は3906件で、9月の2119件よりは増えたが、昨年同月の4534件と比較すると14%少ない。