対北制裁合意後に平和協定議論の可能性を開いた米中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.29 09:42
米国と中国が北朝鮮が要求してきた平和協定の議論の可能性に言及した。ダニエル・ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は26日、ソウルを訪問し、「北朝鮮が非核化に向けた真摯な措置を始め、国連安全保障理事会の決議などを遵守する動きを見せれば、より広い範囲(平和体制議論)で進展の扉を開く」と明らかにした。
米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国部長はこの日、中央日報への寄稿で、「米国は北朝鮮と平和協定をする準備ができている」とし「対北朝鮮交渉の状況がかなり変わっている」と診断した。これに先立ち6カ国協議議長国の中国の王毅外相は24日(現地時間)、ワシントンで「平和協定なしには非核化を達成できない」と公言した。