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サッカーW杯と共に開幕した韓国の“ビール・ワールドカップ”(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.17 16:52
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サッカーが好きな会社員キム・チメクさん(35、仮名)。ワールドカップ(W杯)開幕を翌日に控えた12日に買い物に出かけた。毎晩放映される「ワールドカップ・ハイライト」をすっきりした缶ビールとともに楽しむつもりだった。久々に訪れた大型マート(日本のスーパーに相当)の酒類陳列棚の前。キムさんは思わず目を丸くした。「ダークエールビール」「水で薄めていないビール」「すっきりしたラガー」「小麦で作った黒ビール」「正統ドイツ式モルトビール」…。

陳列棚のあちこちに貼られたステッカーとカタログの文面はその意味をいちいち理解できないほどだった。韓国もの・輸入ものを合わせると300種も越えるだろうと思われる製品が赤・黄色・緑など多様な色や形の缶に入って陳列されていた。キムさんは「わずか何カ月かの間にビールの種類が非常に多くなったようだ」とし、「自分の口に最も合う製品を探すために種類別に色々買い物かごに入れた」と話した。

 
韓国のビール市場が揺れ動いている。ビール業界関係者の間では「1800年代末に韓国内にビールが初めて紹介されて以来、2014年が最も躍動的な年」と言うほどだ。

まず、ビール市場に新しい“選手たち”が飛び込んだ。「流通の恐竜」と呼ばれるロッテが今年4月にビール生産を始めた。これまで韓国のビール市場は80年近くOBとハイトが両分してきた。年間4兆ウォン(約3992億円)の市場において本格的な三つ巴体制が整ったわけだ。同月、韓国ビール市場占有率1位のOBビールがベルギーの世界最大ビール企業アンハイザー・ブッシュ・インベブ(Anheuser-Busch InBev、以下、ABインベブ)を新しいオーナーに迎えた。ABインベブ側が明らかにした引き受け金額は6兆1000億ウォン(6087億8千万円)。カルロス・ブリトー(Carlos Brito)ABインベブCEOは「韓国内工場を増設するなど大々的に投資する」として攻勢を強化する意向を明らかにした。

◆19世紀末、韓国に伝来…今年が最も躍動的

競争が熾烈になり、製品も多様化した。ロッテ七星飲料酒類部門が出した「クラウド(Kloud)」は既存製品と違った工法を選んだ。クラウドはロッテグループ内で「シン・ドンビン(ロッテ副会長)ビール」というニックネームがつくほど発売過程で高位層の支援と期待を受けた。ロッテ七星飲料ビール工場長キム・ポンソク理事は「一滴の水も添加せずに発酵した麦汁の状態そのままでビンに入れる『オリジナルグラビティー(Original Gravity)』工法を使って泡が豊かになり味は重みを増した」として「既存国産ビールと同じラガー系ながらも味を差別化した」と説明した。

同社のウ・チャンギュン酒類マーケティング部門理事は「クラウドが発売一月余りでロッテマートとホームプラスでそれぞれ13.2%、5.5%の占有率を記録して巡航中」と付け加えた。

「カス(Cass)」を前面に出してビール市場占有率60%を占めているOBビールはエール系ビール「エールストーン(Aleston)」で対抗した。エールストーンはホップの貴族と呼ばれる「ノーブル・ホップ」を原料にした正統英国式エールビールで黒ビール特有のほろ苦い味とやわらかい泡が長所だ。エールストーンは発売50余日で100万本以上販売された。OBビールのビョン・ヒョンソプ広報理事は「エールストーンが主にディスカウントショップとコンビニエンスストア、スーパーマーケットなど家庭用市場中心に販売されるという点を考え合わせると注目に値する数値」と説明した。(中央SUNDAY第379号)


サッカーW杯と共に開幕した韓国の“ビール・ワールドカップ”(2)

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    サッカーW杯と共に開幕した韓国の“ビール・ワールドカップ”(1)

    2014.06.17 16:52
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    早く来た暑さに加えワールドカップ競技まで行われ、ビールを求める足が増加している。12日、ロッテマートソウル駅店酒類コーナーに各種ビールが陳列されている。
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