“帰ってきた女王”キム・ヨナ（２３）がインタビューでも余裕を感じさせる姿を見せた。

キム・ヨナが帰国した２０日午後、仁川空港の入国フロアは約１０００人のファンで埋まった。 テレビカメラが９台設置され、７０以上のメディアが取材競争を繰り広げた。

入国記者会見でキム・ヨナは率直に取材陣の質問に答えた。 余裕ある表情も目を引いた。 キム・ヨナは記者会見中に受けた困難な質問にも落ち着いて対応した。

優勝の感想と今後の五輪の準備に関する質問が続く中、ある記者が「キム・ヨナのリップスティック、ハート型の鼻の穴、キム・ヨナの姉など、いろいろと話題になっている。 このように競技以外のことにも関心が集まるのをどう思っているのか」と尋ねた。

キム・ヨナは当惑し、しばらく言葉が出なかったが、すぐに 「先週（久しぶりに）大会に出場したので、関心が集まったようだ。 姉のことは申し訳ない。 私のために…。 そのような記事が出れば（姉は）気楽に過ごせないので申し訳ない気がする。 競技をする時は競技のことに集中してもらえれば有難い」と答えた。 キム・ヨナは質問に誠実に答えながらも、競技以外の部分への関心を控えてほしいという気持ちを表した。

自分の前にあるマイクの一つが落ち、大きな音が記者会見場に響くと、「あれ、どうして落ちたのかしら」と独り言を言うなど、キム・ヨナはインタビューで終始、飾らない姿を見せた。

またキム・ヨナは世界選手権を終えた後の開放感を服装で見せた。 出国当時とは違い、キム・ヨナはレギンススカートで軽快さを表した。 １０日前、キム・ヨナはトレーニングウェアにジャンバーを着て出国した。

キム・ヨナは「実戦でミスをしないか緊張したが、良い競技内容で優勝できてうれしい」とし「世界選手権が終わって、気持ちが楽になった。 荷が一つ下りたようだ」と話した。

キム・ヨナは「五輪は韓国で準備する。 シン・ヘスク、リュ・ジョンヒョン両コーチと来季も一緒にする」と五輪準備計画を伝えた。