【社説】暴言飛び交う攻防、対政府質問なくしてしまおう
一昨日、国会で行われた対政府質問で暴言が飛び交う騒ぎがあった。野党民主党の千正培(チョン・ジョンベ)議員が現政権を「クーデター勢力だ」と追い詰める無茶な発言をした。千議員は現政権を燕山君(朝鮮時代第10代王、1494~1506)にたとえ、その時代と同じ暴圧・監視の政権だとして「貪欲のクーデターを行った」と非難した。
先月20日にソウル竜山(ヨンサン)再開発地域で発生した立てこもり住民死亡事件を、80年の光州(クァンジュ)抗争当時の虐殺と同じだとも言った。そうすると、その次に登壇した与党ハンナラ党の金孝在(キム・ヒョジェ)議員は「何でも言えばいいというものではない」と返した。