北朝鮮芸術団の板門店通過要請…「分断の象徴で平和攻勢の布石」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.17 13:48
北朝鮮が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に代表団を派遣するための会談で予想外の歩みを見せている。
当初15日の会談に北朝鮮体制の称賛を主に公演する牡丹峰(モランボン)楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長が代表として登場したことをめぐって「南側が公演の内容を制限する場合、五輪に出席しない可能性もある」という戦略を隠したのではないかとの見方があった。しかし、北朝鮮は会談で民謡と世界的な名曲を演奏するとし、代表団の移動手段も韓国政府の独自的な北朝鮮に対する制裁によって封じ込められている空の道や海の道の代わりに板門店(パンムンジョム)を利用した陸路で移動すると明らかにした。淑明(スンミョン)女子大学国際関係大学院のキム・ジンム教授は16日「ひとまず、韓国内対立を起こす余地をなくそうとする意図に見える」と話した。このような北朝鮮の裏面には伏線があるという分析が出ている。