ドイツの時効なきナチス断罪…93歳SS隊員、法廷に立たせた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.27 16:14
リューネブルク裁判所の判事がグレーニング被告に「言う言葉はあるか」と尋ねると彼は「非難について何も話す言葉はない」と答えた。だが彼は「道徳的に罪があることには疑問の余地がない」として「法的にもそうかどうかは裁判所が判断すること」と話した。グレーニング被告に対する公判は6月末まで続く予定だ。
ドイツでは第2次大戦終戦後これまで戦犯に対する断罪が続いている。代表的な「ニュルンベルク戦犯裁判」は連合国の国際軍事法廷で行われた。24人の被告のうちヘルマン・ゲーリングやヨアヒム・リッベントロップら12人が死刑となりルドルフ・ヘスら3人が終身刑を宣告された。