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釜山から仁川空港までKTX1本で

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.17 15:19
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地方に住む人々が海外に出て行くには、飛行機に乗るのもなかなか不便だ。KTXやバスを数時間ずつ乗ってソウルに着いてから再び空港鉄道や空港リムジンバスに乗り換えて仁川(インチョン)国際空港まで行かなければならないからだ。だが今後はこうした不便も減らせるようだ。

国土交通部とKORAIL(韓国鉄道公社)は今月30日からKTX列車を仁川空港まで一日20本(上下各10本)運行すると16日明らかにした。地方からKTXに乗って一気に空港まで行くことができるようになったのだ。路線別には京釜(キョンブ)線12本、湖南(ホナム)線4本、全羅(チョルラ)線2本、慶全(キョンチョン)線2本ずつだ。ナム・ヨンウ国土部鉄道投資開発課長は「地方に住む国民がより便利に仁川空港を利用できるようになるだろう」と話した。

 
KTXで仁川空港に行く方法はこうだ。釜山や光州(クァンジュ)から出発したKTXが龍山(ヨンサン)・ソウル駅を経由して京義(キョンウィ)線に乗り入れる。京義線の水色(スセク)駅を経由して「水色直結線(2.2キロ)」に乗って空港鉄道線に合流する。ソウル駅から仁川空港まで47分(空港鉄道と同一)かかる。こうなれば釜山から仁川空港までの所要時間は3時間30分程度だ。木浦(モクポ)からは4時間30分かかる。

KTXの仁川空港運行によって仁川の住民たちも恩恵を受ける。これまで仁川からはKTXに乗るにはソウルまで出てこなければならなかった。これからは仁川空港まで運行するKTXが空港鉄道の中間にある黔岩(コマム)駅に停車するので、地方を行き来するのもよりスムーズになる。

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