【コラム】トランプ時代の不確実性と確実性(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.15 13:08
1番目に、トランプ氏は能力のある人を外交・国防政策の責任者に任命する可能性が大きい。マイク・ペンス副大統領から始まりマイク・ロジャース前下院議員、ボブ・コーカー上院外交委員長、ジェフ・セッションズ上院議員らが内閣に含まれると予想される。彼らはトランプ政権国家安保チームの強固な柱になるだろう。同時にトランプ氏は彼の反ワシントン性向を立証するために忠誠にあふれる支持者を国家安保分野の公職に任命するだろう。経験がなく気まぐれな彼らは同盟国と国務省・国防総省の官僚を困らせ混乱させるだろう。伝統派が結局勝利するだろうが官僚や同盟国は楽しくないだろう。
2番目に、われわれはトランプ政権が国防費を増やすだろうと予想できる。北朝鮮の脅威を考えればこれは良いことだ。高高度防衛ミサイル(THAAD)を含めミサイル防衛は最優先順位を占めることになるだろう。