<韓半島最大規模地震>地震による原発中断は初めて…3-4日間は再稼働できず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.13 10:34
韓国国内で地震が原因で原子力発電所が中断したのは今回が初めてとなる。原子力安全委員会は12日、慶尚北道慶州市の南南西側約9キロの地点でマグニチュード5.1と5.8の地震が相次いで発生し、震央の慶州から最も近い距離(約27キロ)にある月城(ウォルソン)原発の1号機から4号機まで稼働が全面中断したと明らかにした。国内の原発はすべて地震応答スペクトラムに表れる地震計測値が0.1g(gは重力加速度)以上になれば手動で稼働を中断することになっている。この日、月城原発の最終計測値は0.1g以上だった。
全国の原発を運営・管理する韓国水力原子力(韓水原)はこの日、地震が連続で発生すると、全国の原発稼働状態を把握した後、「月城原発の安全のため1号機から4号機まで稼働を中断した」と明らかにした。原発がいったん稼働を中断すれば、少なくとも3-4日間は再稼働できない。韓水原の職員はこの日、発電所に復帰し、追加の被害や異常がないかを点検した。