種枯れた東海スケトウダラを復活へ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.21 16:17
先月22日午前8時30分ぐらい、江原道高城郡土城面(カンウォンド・コソングン・トソンミョン)の我也津(アヤジン)港委販場にオス・メス2匹のスケトウダラが売り物に出てきた。東海(トンへ、日本名・日本海)ではほとんどその痕跡をなくしていたスケトウダラが、この日明け方、近海の網にかかって上がってきたのだ。メスのスケトウダラは長さ50センチ、オスのスケトウダラは45センチ程度で、死んでいたが状態は比較的きれいだった。
このスケトウダラ2匹は高城郡の竹旺面五湖里(チュグァンミョン・オホリ)にある江原道海洋深層水水産資源センターに移された。ソ・ジュヨン研究士(36)は午前11時頃、メスの腹を押して卵を絞り出して、オスの腹を押して採取した精液を卵にばらまいた後、水槽に移した。このニュースを聞いて江陵原州(カンヌンウォンジュ)大学のクォン・オナム専任研究員(41)が急いでセンターに駆けつけた。彼はやきもきしながら卵の変化状態を見守ったが、待っていた細胞分裂は起きなかった。人工受精に失敗したのだ。たとえ失敗はしてもこの日のスケトウダラ人工受精は、国内で初めて試みられたものだ。