歌手パク・ユチョン被告の元恋人ファン・ハナ被告（３１）側がパク・ユチョン被告の供述内容をもう一度確認することにした。

１９日午前１０時１５分、水原（スウォン）地裁刑事１単独はファン・ハナ被告の麻薬類管理に関する法律違反の容疑に対する２次公判を進めた。１次公判の前に１０回にわたって反省文を提出したファン・ハナ被告は２次公判を控えて４回追加反省文を出した。検察側はファン・ハナ被告とパク・ユチョン被告間の供述が分かれる部分に対する追加証拠資料を提出し、ファン・ハナ被告の法律代理人は裁判前日まで意見書を２回送った。

半袖の獄衣を着て登場したファン・ハナ被告は判事と傍聴席に挨拶をした後、被告人席に座った。法律代理人はほとんどの容疑と供述を認めるとしながらも一部パク・ユチョン被告と供述が分かれる部分に対しては否定、あるいは今後確認を要請した。また、１３日、事実照会嘱託申込書を提出したとして「捜査の過程で追加容疑に対して捜査機関が認知していることに関連した部分だ。パク・ユチョン被告に関連して証拠提供の部分を調べたい」と話した。今年３月、麻薬使用容疑の中で同じ空間にいたが、パク・ユチョン被告だけが使用したという趣旨の主張をしていることが分かった。

裁判所は「電算入力は完了したが、まだ上がっていない内容だ。追加進行事項ではなく、終わった状況に対して答えを待っているものなので時間が長くかからないと見ている」とし、時間が必要である場合、それに準ずる証拠資料に代えることにした。

ファン・ハナ被告は２０１５年５～６月、９月ソウル自宅などで数回にわたってヒロポンを使用したことと昨年４月向精神性医薬品であるクロナゼパム成分が含まれた薬品２つを違法使用した容疑など、計３回にわたって麻薬を使用した容疑で検察に送検された。取り調べの過程でファン・ハナ被告は元婚約者であるパク・ユチョン被告を共犯と名指し、当初容疑を否認していたパク・ユチョン被告は追加犯罪を打ち明けて３回購入、７回使用などの容疑が追加された。１４日公判で犯罪事実を全部認めたパク・ユチョン被告は懲役１年６月と追徴金１４０万ウォン（約１３万円）などを言い渡された。

次の公判は７月１０日午後２時に予定されている。特別な事情がない限り、弁論を終結する。