３．人口統計学

出産率低下と人口高齢化にともなう労働者減少に対処するための代案を模索した。チェ・ビョンホ韓国保健社会研究院長は「高齢化により社会支出は増加して経済成長率は鈍化することが先進国共通の悩み」と診断した。チェ院長は高齢化により増加する老人福祉支出を現状況の悩みとして選んだ。低出産による労働人口減少も言及した。チェ院長はこれに対する対処方案として移民と統一を聞いた。「北朝鮮の若い人口が流入して労働人口が増えて高齢化率は緩和される」という見通しだ。ドイツ社民党のハイケ・ベレンス議員は「福祉と経済成長、何が優先なのか」という疑問に対して話した。ベレンス議員は「ドイツでもこれに対する数多くの論争がなされた」とし、「結局は社会福祉に対する投資がすぐに安定した社会を作って雇用を創り出し経済成長のための投資効果を産むという合意に到達した」と話した。

４．第２次世界大戦後周辺国との外交

キム・ハクチュン東北アジア歴史財団理事長は「反省・謝罪しない日本が東北アジア外交的紛争の原因」とし、「安倍総理の歴史認識が変わらない限り韓日関係の進展は難しい」と強調した。また「最近中国と韓国が共同対応を模索し、中国が韓国独立活動家を評価するのは鼓舞的」と評価した。キム理事長は「戦後ドイツがナチ蛮行を謝罪して和解と地域内統合のために努力したことは日本に示唆するところが非常に大きい」と話した。駐韓ドイツ大使を過ごしたミハエル・ガイア独韓協会会長は「韓国とドイツの状況は異なるが戦後ドイツとフランスのように韓国と日本がどのように友好的な関係を築くのか悩む必要がある」として「韓日協定と別個で個人に対する補償問題が完全に解決されずに現在両国がそれぞれ異なる立場を見せている」と現状を診断した。


「韓独とも創造経済採択…産業協力委作ろう」（１）