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【コラム】中国の本当に「良い時期」は来ていなかった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.24 16:51
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「良い時期は皆、過ぎ去ってしまいました。もう少し早く来られたら良かったのに…」。

2カ月前、北京特派員として赴任した直後に会った中国官僚が冗談混じりに言った最初の言葉だった。そうしてマオタイ酒だのフカヒレだのテーブルの脚が曲がりそうなほどの山海珍味の代わりに、簡素な食事で歓迎の宴に代える「欠礼」への理解を求めた。習近平体制のスタート以後、公職社会に巻き起こった反腐敗キャンペーンと贅沢・過消費追放運動が尋常ではないと、彼は付け加えた。

 
まさしく中国は目下腐敗との戦争を始めるところだ。おおらかに暮らしていた幹部の誰それが冷酷な中央規律委の調査を受けているという便りは、新聞朝刊の固定メニューになって久しい。先週にはこんなこともあった。某国営企業の会長が情婦とともにホテルの部屋で撮った写真を入手した女性記者が「中国公民の名前で告発する」として中国版ツイッターにまき散らし、次官級のその会長はすぐに免職処分と共に規律委に呼ばれた。

習近平主席の人気は天井知らずだ。職位の上下を問わず腐敗役人たちを気が晴れるように捕まえる一方で、庶民風のギョーザ店にいきなり現れては食事を楽しむようなイメージ戦略に支えられ、選挙で首席を選んだとしても習近平の再選は当然だ。

だが、反腐敗キャンペーンだけで中国の腐敗が消えると信じる人はあまりないようだ。代わりに反腐敗という名前の別の権力闘争ではないかという疑問がぬぐえない。周永康・元常務委員を犠牲にして、江沢民・元主席の勢力を抑えて自身の権力基盤を固めようとする政治的目的が敷かれているのではないかということだ。そうした疑いを買うに値するのが、ぞろぞろと入っていく高位官僚が周永康と直・間接的につながった人々だということだ。中国版「標的捜査」論が出てきそうな状況である。

その上すぐにやると言っていた周永康の司法処理がいまだに全く便りがないことも、そうした疑問を後押しする。巷間ではいくつかの風説が出回っている。江沢民をはじめとする元老が過度な事情にブレーキをかけに出たとか、政法・公安分野を牛耳る周永康が「Xファイル」をさく烈させると言いながら持ちこたえているといったうわさだ。

改革への抵抗を抑制するためには標的論争を押し切ってでも果敢な人的清算が必要なものだ。そのような過程を経て、社会はますます透明になる。だが制度的装置の確立なしに、人的清算や政治的キャンペーンだけで腐敗が清算されないというのは、古今の事例が証明するところだ。

中国自らもそんな悩みを持っているようだ。公職者の財産公開が本格議論され始めたのが一例だ。最近あるシンポジウムに行ったところ、中国人学者は「権力を鳥かごの中に閉じ込めなければならない」として方法を探していると口をそろえた。鳥かごの中に権力が閉じ込められる日こそ、まさに中国人が願ってやまない『良い時期』なのであろう。テーブルの足が曲がるほどの接待は受けなくても良いから、そんな日が来るのを必ず見届けたい。

イェ・ヨンジュン北京特派員

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