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「北、テポドンミサイル一部発射台に設置」

2006.06.16 13:44
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北朝鮮はテポドン2号と見られるミサイルの1部をすでに発射台に設置した状態だと共同通信が16日、米国軍事情報に接することができる関係消息筋の話を引用し、ワシントン発で報道した。

また共同通信は米政府当局者が15日、北朝鮮が推進中のテポドン2号発射実験準備に関して「過去48時間の間に、極めて懸念される事態が発生した」とし、数日内にも、発射可能な最終段階に近付くはずだという認識を見せるなど、強い危機感を表したと伝えた。この当局者は「北朝鮮がテポドンを発射した場合、米国は強い措置を取らざるを得ない」とし「日本も一緒に行動をする」と述べた。

 
また「対応措置」として国連制裁を1つの選択肢に挙げ、南北協力路線を取る韓国にも「(共同行動を)強く要求する」と明らかにした。

この当局者は13日以降に入手した偵察衛星情報に基づく場合、(テポドン発射実験の)準備状況に大きな進展があったとし、ミサイルに液体燃料を注入したかは確認されていないが、北朝鮮北東部の実験場内の発射台にミサイルを移す動きがあったことを示唆した。



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