海外工場保有の企業96%「韓国Uターン計画ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.29 08:41
米エレベーター会社「オーチス」は2012年、メキシコの生産工場を米サウスカロライナ州に移した。当時、地方政府は本国へのUターン企業に30年間の財産税減免など破格的な優遇措置を約束した。
しかし同社はUターン初期に納品の遅延や注文キャンセルが相次ぐなど苦戦を免れなかった。サウスカロライナ州では協力会社や熟練労働者を確保するのが難しかったからだ。しかし昨年からは同社が安定的に定着したという評価を受けている。
ソウル経済研究院のヤン・グムスン研究委員は「輸入製品には課税し、自国内の企業には法人税を減免するトランプ政権の企業誘致政策のため、米国にUターンする企業は今後さらに増えるだろう」と述べた。