北朝鮮指揮部を打撃する韓国弾道ミサイル、弾頭重量を拡大か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.25 07:55
韓国政府が有事の際、北朝鮮指導部の隠れ場所を破壊するため、弾道ミサイルの弾頭重量を現在の倍の1トンに増やす案を推進中だと、政府当局者が24日明らかにした。
この当局者は「北の指導部は有事の時に戦争を指揮するため白頭山(ペクドゥサン)付近の三池淵(サムジヨン)など地下に隠れ場所を建設している」とし「最近脅威となっている核とミサイルの施設も地下にあると把握され、これら施設を破壊するための武器が求められる状況」と説明した。続いて「有事の際、弾道ミサイルを使用しなければならないが、米国と結んだミサイル指針の弾頭重量500キロではこれら施設を破壊するのに限界がある」とし「先月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がトランプ米大統領との韓米首脳会談でこれについて説明し、米国側の前向きな返答を受けたと聞いている」と付け加えた。