韓国国防長官「米日防衛指針、韓国と緊密に協議すべき」
ⓒ 中央日報日本語版2015.05.19 16:46
韓国の韓民求（ハン・ミング）国防部長官は１９日、日米両国が改定した新しい防衛協力のための指針（ガイドライン）の履行過程で、韓国と緊密に協議すべきだと明らかにした。
韓長官は同日、ソウルで開かれたアジアンリーダーシップ・カンファレンスに参加して「米日が防衛協力のための指針の具体化と履行過程で、韓半島（朝鮮半島）の安保および韓国の国益に関連した事案については政府と緊密に協議を続けるべきだ」と明らかにした。
続いて「政府は日本が自国の憲法と専守防衛原則を堅持しながら、集団的自衛権の行使において、第３国の主権を完全に尊重することを期待する」と伝えた。
韓長官はまた、アジア諸国が「未来志向的な関係」の構築に困難を抱えているとし、「特定国の歴史修正主義的な態度が北東アジアの民族主義情緒を刺激して葛藤を増幅させている」と指摘した。