「平壌外貨商店はすべて閉鎖」

「平壌外貨商店はすべて閉鎖」

2009年12月06日10時20分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「(北朝鮮から)来る時間なのに。どうしてこんなに車が来ないのか。もしかしたら来られないのではないか」--。

  4日午前、中国遼寧省丹東市海関(税関)前広場。北朝鮮貿易商と中国国境貿易商200余人がいらいらした表情で話を交わしていた。

  丹東に常在する北朝鮮貿易商Aさんは「朝早くから出て(出入国)手続きを終えたが、今回の通過改革で北朝鮮から人が来るか来ないかわからず心配だ」と話した。

  午前9時30方になると、北朝鮮の平安北道ナンバープレートをつけたトラックと日本製トヨタ車などが1、2台ほど入ってきた。ようやく平壌から来たキム・グァンチョルさん(仮名)に会えた。3日午前、平壌を出発、新義州を経て丹東に入って来たと言った。彼は「人民組(班長または里長)が家ごとにドアをたたき、6日まで、集めておいた金をすべて出しなさいと言い、お金を納めている」とし「新しい通貨はひとまず平壌で一部にだけ公開され、7日から本格的に使用されると聞いた」と話した。彼は「北朝鮮貨幤を持っていた人々は驚いて落胆している」とし「今、平壌は混乱が起こっている」と伝えた。また「外貨商店(ドル、人民元、ユーロ、円で取引)はすべて閉鎖し、内貨商店(北朝鮮の金だけで取引)ばかりごった返している」と付け加えた。「急にお金を交換し、1キロ当たり1700ウォンのコメを今は1万5000ウォンを出しても買えない」と言った。「我が家は家族が4人だが、持っていたお金30万ウォンを国に出した」とし「どうせ紙くずになったんだから、全部渡して愛国心でも認められたかった」と打ち明けた。

  キムさんは「将軍様の思いやりで家ごとに500ウォンずつ新しいお金をくれるのという話を列車に乗ったときに聞いた。7日から各家庭に10万ウォンの旧通貨を新通貨1000ウォンに変えて、将軍様が500ウォンをくださるので、計1500ウォンをもらえる」と期待した。

  今回のリデノミネーションで打撃を受けた人々の反発も相当なものと伝わった。キムさんは「個人商人たちは頭に来たと5000ウォン分を燃やすと聞いた。主席様の肖像画があるお金を燃やせば反動だとされるから密かに燃やす」と話した。

  今回のデノミの目的についてキムさんは「1992年の措置以後、人民たちがお金をたんすの中に隠しておいて、銀行に預金をしなかったのでお金が回らなかった」と説明した。「2002年7・1措置以後、貧富の格差が天と地の差ほど大きくなった。今回の措置で皆が平等に暮らせる世の中になることができるかもしれない」と付け加えた。

  中国との国境貿易を15年間してきたというまた別の北朝鮮貿易商は「北朝鮮で外貨使用が難しくなったので、これからは国境貿易が物物交易になるだろう」と見通した。

  丹東=チャン・セジョン特派員
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