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【コラム】刀剣は鞘に入れても使うことを忘れてはいけない=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.22 14:41
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で軍将官進級申告を受けた後、「刀剣は抜いた時ではなく鞘にある時が最も脅威」とし「強い力で平和を率いる軍がなってほしい」と述べた。文大統領の言葉はヴィンセント・ブルックス元韓米連合司令官の発言と比較される。ブルックス元司令官は昨年6月、韓米同盟フォーラム招請演説で「刀剣を鞘に入れておき、使うことを忘れないことが重要だ」と述べた。

文大統領の言葉のように刀剣はむやみに抜き出してはいけない。しかし必要ならば抜いて実力を見せる必要がある。達人の刀剣が鞘から抜かれるかもしれないために注意する。軍事力もむやみには使わないが、必要な場合は使う準備ができていなければいけない。「鞘の中にある時が最も脅威」という言葉は、軍に「刀剣を抜いてはいけない」という誤ったメッセージを与えかねない。ブルックス元司令官が「刀剣を使うことを忘れてはいけない」と強調した理由だ。

 
外国の首脳は軍の実戦態勢を強調する。トランプ米大統領は昨年5月、米海軍士官学校の卒業式で「力を通じた平和(Peace through Strength)と勝利(Winning)のために強力な軍事力を備えるべき」と述べた。中国の習近平国家主席も2017年11月に連合作戦指揮センターで「『戦える軍隊(能打仗)、戦って勝つ軍隊(打勝仗)』をつくるのは党と人民が軍に付与した新時代の使命として必ず成し遂げるべき」と話した。

2月のハノイ米朝首脳会談と11日の韓米首脳会談が成果なく終わり、非核化交渉の先行きが不透明になった。北朝鮮が国際制裁に反発してミサイル試験などで挑発する場合、韓半島(朝鮮半島)で軍事的緊張がまた高まる可能性がある。そのような動きも見える。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は12日、最高人民会議で演説し、韓半島の平和ムードは固まっていないとし「強力な軍力を通じてのみ平和が保障される」と述べた。17日には北朝鮮国防科学院が実施した新型戦術誘導武器射撃試験を参観し、「その気になれば作り出せない武器はない」と語った。

金正恩委員長の言葉のように韓半島の平和は形成されたわけでない。強い軍事力が平和を保障する。強い軍事力には優秀な武器と将兵の士気がなければいけない。金正恩委員長は北朝鮮軍の対応態勢を強めているが、文大統領は北朝鮮を意識して軍に関しては特に消極的だ。

文大統領は22日に開かれた「西海(ソヘ、黄海)守護の日」記念式に2年連続で出席しなかった。2002年6月29日の第2延坪(ヨンピョン)海戦で亡くなった5人の海軍将兵と2010年の北朝鮮の奇襲攻撃で戦死した46人の韓国哨戒艦「天安」勇士を追悼する行事だ。昨年7月に海兵隊の機動ヘリコプター「マリンオン」が墜落して5人が殉職した時は焼香所に弔花を一つだけ送った。

軍人は国に忠誠をつくすという栄誉を誰よりも重視する。このために自ら犠牲になったりもする。国のために戦って命を失った軍人と遺族に最高の礼遇をするのは、軍の最高責任者である大統領の当然の義務だ。国のために犠牲になった軍人にまともに礼遇しないのに、戦争が発生した時に軍人に勇敢に戦えといえるだろうか。軍人は自分を認めてくれる指揮官のために命を捧げる。文大統領が軍をまともに礼遇し、戦って勝つ軍を確実に育成する時、韓半島の平和が可能だ。

マッカーサー将軍は「作戦に失敗した指揮官は許しても、警戒に失敗した指揮官は許せない」と述べた。北朝鮮がいつ挑発してくるか分からない緊迫した韓半島情勢で、大統領は国軍統帥権者として、軍が隙のない警戒を維持し、挑発に強力に報復できる体制を整える責務がある。

チョン・ジェホン/コンテンツ製作エディター/論説委員

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