韓経:韓国南西部でAI確診…平昌五輪を控えて非常事態に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.20 10:33
今冬初めて高病原性鳥インフルエンザ(AI)が鴨農場で発生した。来年2月、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の開催を控えているなかでAIが再び発生して防疫当局が緊張している。
農林畜産食品部は全北高敞(チョンブク・コチャン)にある食肉用鴨農家に対する検査で高病原性(H5N6型)AIウイルスを確認したと19日、発表した。この農家は畜産企業であるチャムプレの委託を受けて鴨1万2300匹を飼育していた。18日が農家の出荷前の検査過程でAI抗原が検出されると、防疫当局は鴨をすべて殺処分し疫学調査に着手した。
韓国政府は家禽類に致命的な高病原性AI発生が確認されるにつれ、20日0時から全国すべての家禽飼育農家に対して48時間の間、一時移動中止(スタンドスチール)命令を発動した。現在「注意」段階であるAI危機警報は最も高い「深刻」段階に高めた。