中露、5600字の共同声明…日米に対抗し事実上の同盟宣言(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.22 08:26
両国は米国と欧州が掌握している大型旅客機分野にも進出し、共同生産を行うことにした。環球時報は21日、ロシアが中国への販売を避けてきた最先端戦闘機Su(スホイ)-35S取引契約も妥結する可能性が大きい、と伝えた。中国は24機のSu-35Sを導入し、現在開発中の第5世代ステルス戦闘機の殲20(J-20)とJ-31の戦力化が終わるまでの空白期を埋めようと構想している。しかしロシアは中国の軍事力増強と技術流出を懸念し、販売を数年間先延ばしした。ロシアのMi-26中型輸送ヘリコプターの中国国内生産も議論中という。すべて同盟関係であってこそ可能なことだ。
このほか、声明は▼2015年までに両国貿易額1000億ドル達成▼貿易・投資・宇宙航空・旅行・インフラ建設・電力・自動車分野などでの協力などを盛り込んでいる。