【写真】「コックピット」シミュレーターであなたもパイロット=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.03.23 13:46
B737航空機の操縦席(コックピット)のガラス窓から香港の美しい夜景が見える中、2人が着陸を試みている。100、50、40、30…。高度を知らせる警告音に続くランディング。滑らかでない着陸にガラス窓の外の風景がひどく揺れる。
21日午後、ソウル空港洞(コンハンドン)のFSC(Flight Simulator Center)。2人は滑らかなランディングができるまで離着陸を繰り返した後、ようやく席を立った。この日、初めてコックピットに座ったというキム・ドンウクさんは「本当に操縦桿を握ったように緊張した」と言って笑った。
実際のB737航空機の操縦システムと同じこのシミュレーターは、元航空整備士のイ・ソクホ代表がすべての部品を購入して組み立てた。シミュレーターの前に180度の大型スクリーンを設置してシステムと連動させ、世界の空港の滑走路はもちろん、空港の周辺と気象状況までもガラス窓から見えるようにした。