デジタル・シェア経済、2019年からGDPに反映=韓国
ⓒ 中央日報日本語版2017.05.30 13:48
2019年から韓国の国内総生産(GDP)統計に、Uber(ウーバー)やAirbnb(エアビーアンドビー)と言ったP2P(個人間取り引き)などのシェア・デジタル経済が反映されることになった。
韓国銀行は29日、デジタル・シェア経済分野の経済活動をGDPの統計に反映するため、事業モデル調査、推計方法の開発などを経て2019年3月から本格運用に入ると発表した。
このために韓銀は、昨年7月から経済統計局に国民計上研究班を設置して現GDP統計に対する改善案づくりを進めていく。現GDP統計がデジタル新経済を反映できていないという指摘に従ったのだ。Airbnbなど宿泊シェアサービスの一部はGDP統計に反映されていない。韓銀はまだ反映できていない規模を名目GDPの0.005%前後と見ている。P2P形態の車の相乗りサービス「カープール」もGDP統計に反映されていないが、事業初期段階なので取引規模はそれほど大きくない。