中国「北核は朝米摩擦のせい…鈴かけた人が取り外すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.13 09:44
中国外務省が北朝鮮の5次核実験に対する中国責任論に反論しながら、追加的な対北朝鮮圧迫に反対するという立場を明確にした。中国が米国と責任攻防をしながら北核問題の解決策に対する認識の差を表わすにつれ、国連安全保障理事会の追加の対北朝鮮制裁議論の見通しを暗くしている。
華春瑩・中国外務省報道官は12日に定例の内外信記者会見で「北核問題の由来と難関は中国ではなく米国にある」として「北核問題の実質は北朝鮮・米国間の摩擦」と話した。引き続き「米国は韓半島(朝鮮半島)の核問題の変遷過程を全面的に見て回り切実かつ有効な解決方法を真剣に考えるべきだ」として「鈴をかけた人がその鈴を取り外さなければならない」と明らかにした。北朝鮮・米国間の交渉による解決を促したと解釈されるこの発言は「北朝鮮が追加の核実験に至ることになったのは中国に重大な責任がある」というアシュトン・カーター米国防長官の発言に対する立場を聞く質問に答えながら出てきた。通常、中国外務省報道官の会見答弁は事前に文案調整を経て出てくるため中国政府の公式な立場とみなされている。