妊娠中絶35万人…既婚女性3人に1人

妊娠中絶35万人…既婚女性3人に1人

2005年09月13日09時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  きわめて制限された場合を除き、不法な妊娠中絶が盛んに行われている。

  高麗(コリョ)大学医学部キム・ヘジュン教授チームが保健福祉部の依頼を受けて調査した結果、韓国で年間35万件の妊娠中絶手術が行われると推測された。

  キム教授チームは全国産婦人科病・医院200カ所を対象に2カ月間の妊娠中絶手術件数を調べ、その結果をもとに全国妊娠中絶規模を推定した。未婚女性まで含む妊娠中絶実態を調べたのは今回が初めてだ。

  また既婚女性3人に1人の割合で妊娠中絶手術経験があるということもわかった。

  妊娠中絶が盛んに行われる理由はさまざまである。妊娠中絶をたやすいことだと思う風潮が蔓延しているところに、医者たちがこれをほう助している現状がある。

  また根強い男児選好思想、未婚の母の子育てがしにくい環境なども妊娠中絶を選択する要因だ。

  ◆盛んに行われる妊娠中絶=キム教授チームが調査した200カ所の病院で5月から2カ月間、5679件の妊娠中絶手術が行われた。

  これをもとに全国産婦人科病・医院(約2000カ所)の手術件数を推測した結果、年間妊娠中絶件数は35万590件に達することになる。昨年生まれた子供(47万6052人)の73%の数に値する子供が世の中を見ることができなかったということだ。

  妊娠中絶件数には既婚女性(20万3230件)だけでなく未婚女性(14万7360件)の妊娠中絶も含まれている。

  またキム教授チームが8月、妊娠可能な女性4千人を調べた結果、既婚女性の36.6%(未婚は4%)が妊娠中絶経験があると答えた。妊娠中絶の理由としては、既婚女性の75%は願わない妊娠をしたり、年の差をコントロールできなかったりしたためだと答えている。未婚女性の95%は未婚または、未成年者である点を(理由として)上げた。

  ◆賛否論争加熱=妊娠中絶が蔓延した理由はこれをたいしたことでないと思う風潮に医者たちのほう助などが絡まっている。

  妊娠中絶反対運動連合チェ・ジョンユン事務局長は「性開放風潮拡散で無分別な性交渉が増え、これにより妊娠中絶が盛んに行われている」と診断した。

  チェ事務局長は「妊娠女性の健康を害する場合を除いては、これを禁じ、妊娠中絶を強力に取り締まらなければならない」とした。

  妊娠中絶を許さなければならないという意見も多い。

  キム教授チームが調べた妊娠可能女性4千人のうち85.1%は妊娠中絶を許すべきと答えた。

  また弁護士と法学部教授237人を対象にした質問でも96.6%が妊娠中絶に賛成していることが明らかになった。

  政府の態度は不明瞭だ。例えば政府は出産率を高めるために出産前の奇形児検査費を一部支援しながらも、検査で奇形児として診断された場合、どのようにするべきか規定を作っていない。
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