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【噴水台】『鬼郷』…慰安婦の歴史は終わっていない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.29 07:58
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世界最高の「博物館国」は断然、米国だ。博物館の数はなんと3万5000カ所。米国内のスターバックス(1万2000カ所)とマクドナルド(1万4000カ所)全体の店舗を合わせた数よりはるかに多い。

この中には南北戦争、インディアン虐殺など悲しい過去の歴史に関連する博物館も多い。ユダヤ人虐殺を扱ったホロコースト博物館だけで51カ所もある。イスラエル・ドイツ・ポーランドの3カ国を合わせた数の倍以上だ。

 
しかし当然ありそうな奴隷の博物館は最近まで一つもなかった。一昨年末、白人の篤志家がニューオリンズ郊外のサトウキビ農場に初めて奴隷博物館を設立して話題になった。しかし施設が十分でないうえ、都心から1時間も離れたところだった。首都ワシントンはもちろん、50州に一つずつあっても足りない奴隷博物館がなぜこうなのか。

驚くことに黒人の反対のためだった。「人種差別という現代版奴隷制が堂々と残っているのに、過去を語る博物館とはとんでもない」という論理だ。

先週末、胸が締めつけられるような慰安婦映画『鬼郷』を見ながら思い浮かんだのがこの話だった。昨年末、韓日両国は外相会談で慰安婦問題を終えることに合意した。生きて呼吸する慰安婦問題を剥製にしようとしたのだ。昨年9月、韓日関係の再照明をテーマにセミナーが開かれた。この席で慰安婦問題専門家の鄭鎮星(チョン・ジンソン)ソウル大教授は断言した。「慰安婦問題は決して伏せることはできない」と。「最近タイで年齢・名前などが詳細に書かれた慰安婦名簿が出てくるなど、今後も中国・日本・米国・英国などで次々と資料があふれるはずだが、どう伏せるのか」ということだった。

映画・小説・演劇・漫画などさまざまな慰安婦関連創作物もずっと登場するだろう。映画『鬼郷』で慰安婦として連行された少女が虐殺される場面が出てくると、あちこちで涙を流す観客が見られた。生存する元慰安婦だけが被害者ではない。先祖が連行されて屈辱を受けたのに、これが認められず苦痛を感じている子孫も被害者だ。いくら政府が終わらせたと主張しても、第2の『鬼郷』が制作されて上映されれば、また民族感情が噴出するのは明らかだ。

慰安婦問題は過去の歴史ではない。安倍政権が強制動員を否定するという事実さえも現在進行形である慰安婦歴史の一コマだ。昨年慰安婦問題が一段落したというが、日本政治家の妄言は続く。日本政府の支援金10億円をめぐる論争も広がる局面だ。明日は三一節(独立運動記念日)。今はどのようにするのか冷静に振り返る時だ。

ナム・ジョンホ論説委員

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