金正恩の“親衛隊”国防委が「オバマはサル」と非難(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.29 11:22
政策局は国防委の核心機関として、2月の南北高官接触の際も青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室をカウンターパートにして当局間の対話を主導した。かつて労働党統一戦線部や祖国平和統一委員会が出ていたが最近になって政策局がまとめている。現在、軍部対南通のイ・ソングォン大佐が政策局長をつとめている。統一部の当局者は「映画『ザ・インタビュー』をめぐる外側の気流が尋常ではないとして今回の標的をワシントンにしたもの」と話した。政策局は談話で「反米聖戦は、正義と平和の護持」と主張した。
金正恩の親衛機構格である国防委が直接前に出たが、状況は容易ではないように思われる。まずハッキングがかえって『ザ・インタビュー』の人気集めを助長したという点だ。国防委がハッキング組織を掌握しているという点で、むしろ掻きむしっておできを作ったようなものだ。対応の仕方が粗雑だという指摘も受けている。