◇プライドは抱かせる

朴賛浩は韓国初のメジャーリーガーだ。 ハンファは朴賛浩の象徴性を強調し、特別法の通過に成功した。 朴賛浩は「１９９９年以前に海外に進出した選手は、新人ドラフトを通して韓国の球団に入団できる」という規定に拘束されず、韓国のマウンドに立つことになった。 それほど朴賛浩は特別だ。 ハンファは「朴賛浩がプライドを維持できる適正ラインについて悩んだ」と明らかにした。

２０１１年のハンファの最高年俸選手は柳賢振（リュ・ヒョンジン）。 今年６年目の柳賢振は４億ウォン（約２８００万円）を受けた。 今年のプロ野球で柳賢振を上回る年俸を受けた投手は孫敏漢（ソン・ミンハン、元ロッテ、６億ウォン）だけ。

ハンファ内部では「柳賢振の年俸を基準にしよう」という声が出てきた。 「朴賛浩に柳賢振よりは少し高い年俸を与えれば、チーム内の投手では最高年俸になる」という説明だ。 孫敏漢は今シーズン後、ロッテから放出された。 現在２０１２年の投手最高年俸はロッテとＦＡ契約をした鄭大ヒョン（チョン・デヒョン）で、年俸５億ウォンが保障されている。 ハンファが「柳賢振より少し高い」５億ウォン以上を朴賛浩に提示すれば、朴賛浩は２０１２年、韓国プロ野球で最高年俸投手になる。


＜野球＞韓国復帰の朴賛浩、年俸の“自尊心”基準は…（１）