尋常でない韓国大企業の年末人事…共通点は「危機を乗り越えよう」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.12 15:23
現代車グループは常時人事を通じて、組織に緊張感を与えている。今年に入って薛栄興(ソル・ヨンフン)中国総括副会長(69)、崔漢英(チェ・ハンヨン)商用車部門副会長(62)、朴承夏(パク・スンハ)現代製鉄副会長(63)ら重量級の人物が退いた。現代車側は「グローバル販売拡大のために海外国内営業パートを大幅に補強する見込み」と明らかにした。
SKグループも来月中旬ごろ、社長団および役員人事を実施する予定だ。崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長(54)の経営空白長期化で、人事にはグループ最高意思決定体制であるスペックス(SUPEX)追求協議会が人事の求心点となる見込みだ。信賞必罰の人事原則に基づき、制限的な昇進と一部の実績不振の系列会社を中心とした問責性人事が予想されている。SKの関係者は「過去最大の黒字となったSKハイニックスを除いて、役員昇進幅は例年に比べ大きくないとみられる」と述べた。