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「ハングルで世界の人々とチャット」(2)

2008.06.23 12:16
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イ=インターネットには匿名性という重要な特性がある。ところが、これを用いて悪性の書き込みをする人々がいる。私も宇宙飛行士になった後、それによる困難を体験した。

サーフ=時々匿名性は重要な役割をする。政府の不正・腐敗を告発する際や犯罪組織の犯罪を明らかにする場合だ。半面、イさんの指摘通り、保護膜に隠れていると考えている人々が悪いことをする場合もある。だがこれは正しくない。真剣な対話を望むならば身元情報を公開すべきだ。身元情報を隠したままの悪性の書き込みに対しては「認証済みでない書き込みは無視する」といった態度を持つのも重要だ。さらにはそうした書き込みを拒否できる権利も保障すべきだ。必要とされるならば匿名性を悪用した人々を取り調べねばならない。

 
イ=私はネットを通じてたくさんの外国人の友人と交流している。ネットのプラスの側面だと思う。問題は言語という壁だ。

サーフ=グーグルなど多くの会社がインターネット翻訳機を開発している。新たな情報もある。グーグル・コリアが、ハングルと22の外国語の間の自動翻訳システムを進めている。もう少し技術が発達すれば世界のすべての人々が自国語で、ほかの言語を使う人たちと自由に交流できるようになるだろう。イさんは米国の宇宙飛行士と交流する計画はないか。

イ=各国の宇宙飛行士のための公式協力プログラムがある。近く米国を訪問すれば、サーフ博士にも会いたい。

サーフ=大歓迎だ。訪米時にはグーグルの本社を訪問してほしい。宇宙インターネット・プロジェクトを進めている研究所にご案内したい。開発者との自由な討論を楽しむことができるだろう。

イ=楽しく有益な対話だった。時間があっという間に過ぎたようだ。韓国は情報技術(IT)が発達している国だ。宇宙インターネットの分野はブルーオーシャン(現在はまだ存在しない市場だが将来に新たに需要を掘り起こせると見られる潜在市場のこと)だ。韓国の優秀な人材が重要な役割を果たせるだろうと思っている。

サーフ=グーグルが韓国に進出した最も大きな理由も、有能な人材を活用しようということだ。韓国人は立派なインターネット駆使者(Internaut=インターノーツ)だ。韓国はハイテクの環境を備えている興味深い実験の場だ。

◇ビントン・グレイ・サーフ博士=1969年に米国防総省が進めたインターネットの母胎「アーパネット(ARPANET)」の開発に参加し「インターネットの父」と呼ばれる。65年に米スタンフォード大学(数学の学士号)を卒業した後、67-72年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で計算機科学の修士号・博士号を取得した。UCLAで修士・博士課程を履修する時期にアーパネット開発チームにも勤めている。サーフ博士は76年、米国防総省の国防高等研究計画局(ARPA)でインターネットのプロトコル(TCP/IP)などを設計したのに続き、82年から86年まで通信企業、MCI副社長を務め、世界初のインターネット接続された商用電子メールサービスを開発した。92年にはインターネット協会を創立し、99年まで会長を歴任した。こうした功労が認められ、米計算機科学分野の権威ある賞で米国コンピューター学会(ACM)から贈られるチューリング賞を受賞した。また2000~07年、アイキャン(ICANN。IPアドレス・ドメイン名などインターネット上でのアドレス資源の割り当て、管理を行っている民間の非営利組織)理事会の会長を務めた。昨年グーグルに「主任インターネット伝導師」として雇われた。サーフ博士は98年から米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所と共同で宇宙インターネット・アクセス技術を活用した「惑星同士の宇宙インターネット・プロジェクト」を進めている。

◇イ・ソヨンさん=韓国人としては初めて宇宙飛行をした人物。今年4月8日、ロシアの有人宇宙船ソユーズに乗って地上350キロの国際宇宙ステーション(ISS)へ向かい、10日間滞在した後、地球に帰還した。世界では475人目、女性では49人目の宇宙飛行士となる。宇宙船の打ち上げから帰還まで、宇宙に滞在した期間は計12日。この期間中、イさんは青少年らに宇宙への夢と希望を抱かせた。イさんは06年12月、およそ3万6000人の宇宙飛行士候補から選抜されたが次点となり宇宙探査はほぼあきらめていた 。しかし当初宇宙へ向かう予定だった高山(コ・サン)さんが宇宙船発射を約1カ月後に控えた時点に予期せぬ問題が浮上して交代、宇宙へ向かう幸運を手にした。

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★ 注目記事 グーグル副社長、宇宙飛行士イ・ソヨンさんと対談

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