<韓中首脳会談>文大統領、「3不」避けたが…対北原油中断に言及できず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.16 11:33
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席は14日の首脳会談で両国関係の「安定的管理」に集中した。高高度防衛ミサイル(THAAD)問題や北朝鮮核問題などの懸案で意見の違いが表れるおそれがある部分は具体的な議論を避けたという評価が出ている。
イ・ジョンナム高麗大中国研究センター長は「今回の会談はふさがった状況を解消して韓中関係が新たに出発する契機を作ったという点で意味がある」としながらも「中国が今回見せた儀典上での誠意を欠いた点は『我々の国益に反する行為をすれば両国関係は今後、韓国が望む通りにならない』というメッセージを与えようとしたようだ」と述べた。
◆THAAD問題調節も火種は残る