政界引退した米議員「安倍首相、今こそ謝るべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.11 15:52
昨年12月政界を引退し、旧日本軍慰安婦を否定する日本を批判したエニ・ファレオマバエガ元米国下院議員が10日(現地時間)、安倍晋三首相に「今こそ謝るべき時」と忠告した。
ファレオマバエガ元議員は同日、議会専門紙「ヒール(The Hil)」に掲載した寄稿文で「安倍首相が米国で上・下院合同演説をすることになるなら、第2次世界大戦に関連する歴史的問題に片を付けるのが当然だ」と明らかにした。ファレオマバエガ元議員は「今年は第2次世界大戦終戦70年で、1945年の終戦で戦争が終わっただけでなく、旧日本軍に連行されて性的に搾取された20万人の女性と少女の奴隷生活も終わった」とし「彼らのうち大部分が亡くなった」と明らかにした。ファレオマバエガ元議員は引き続き「残された者はとても長い時間待った。今こそ日本が謝罪をすべき時」と強調した。ファレオマバエガ元議員は「安倍首相が演説する場合、その場所である下院本会議場は慰安婦決議案が通過したところ」としながら、「ここは1941年、米国が日本の真珠湾空襲を受けた翌日、フランクリン・ルーズベルト大統領が『恥辱の日』という有名な演説を行った場所でもある」と説明した。