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【噴水台】それでも韓国の国史が持ち堪えているのは…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.08 11:42
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米ニューヨークの韓国人団体、コリアソサエティー韓国研究の副会長であるチェ・ヨンジン先生が訪ねてきた。先生は毎年夏に米国人の社会科教師らに韓国の歴史を教えるために彼らを引率して韓国に来る。今回は32人とともに10日の日程で来たという。ところが先生は、「来年も来られるかはわからない」と話した。この行事を支援してきた韓国国際交流財団がこのところ支援規模を減らしているからだそうだ。先生は30年前にニューヨークに定住した後、長女が通う高校の世界史の時間から韓国史が抜けているのを見て、米国の高校課程に韓国史を入れるため教師教育と資料開発運動を行った。25年前から財団の支援で韓国史研修を始めた。

「韓国を訪れた教師らは韓国史と日本史を区別します。日本があまりにも攻撃的に自らの歴史広報をして教師が韓国古代史を日本古代史の視点で理解し教えることが多かったです。そこで特に歪曲が激しい新羅・伽耶の歴史教材をまず開発し普及させました」

日本は最近毎年300~400人余りの米国人教師を連れてきて歴史教育をしているという。景気低迷後に大きく萎縮した規模だそうだ。このところこの市場には中国が飛び込んだ。学校ごとにほとんど全教師を中国に連れていき歴史教育をさせるほど「大量送出」するのだ。そこで最近の心配は中国史の観点で歪曲された韓国史が教育課程に入ってこないだろうかということだ。この局面で韓国史は年30人余りの研修も期する方法がない。

 
だからと手をこまねいてはいないといった。先生は最近米国人教師と学生に朝鮮の歴史資料を提供するウェブサイト(www.chosonkorea.org)をオープンしたとし、一度アクセスしてほしいと言った。現地で正しい韓国史教育拡散に関心を持つ人々が参加した民間主導サイトだ。朝鮮時代の絵と写真、ビデオファイル、現地で活動中の韓国学者らが書いた朝鮮の歴史と人物に関する論文を掲載した。アクセスしてみた。情熱だけはあふれているが、朝鮮の悠久な歴史を渉猟するには物足りなく、扱われた範囲と内容は断片的だった。

ところで韓国史を知らないのは米国人だけでなく韓国の学生たちも同じで、韓国の国史教育の情けない現実を考えればこれでもとてもありがたいのかもしれない。韓国でも先月高校生の70%が韓国戦争を北侵と答えたという調査発表後に衝撃が収まらず、国史を修能必修課目に上げようと100万人署名運動が起きた、市・道の教育長は教育部に国史教育強化を建議した。韓国史教育の現実はこのように内外を問わず物悲しい。それでも国史教育が持ち堪えているのは、韓国の歴史に献身するチェ先生のような普通の人たちがいるためかもわからない。

ヤン・ソンヒ論説委員

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