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岐路に立つアベノミクス、韓国の投資家が“気がかり”な3つのこと(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.06.11 15:51
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Q2.金利を下げた日本円、借りて使うだけのことはあるか。

A2.リスクに耐えるにはメリットが少ない。

 
金利の低い日本円を借りて第三国に投資したり金融取引をしたりする円キャリートレード。結論的には韓国内で大規模な円キャリートレードが起きる可能性は高くないというのが全般的な見解だ。

金融監督院によれば今年3月末基準の韓国内での日本円貸出残額は1兆766億円余り。日本円の貸出残額が1兆7107億円に達した2006年と比較すると6000億円以上減少した。円安が本格化した年末(1兆1235億円)以降も3カ月間で500億円減った。

これは円安を機会に利用して、それまで頭痛の種だった日本円による融資を返済した人が多いためだ。一部の銀行は韓国ウォンの貸出転換手数料を廃止して日本円の貸出金の償還を積極的に誘導した。ウリ銀行もやはり中小企業向けに韓国ウォンの貸出転換手数料を割り引いて日本円の貸出を減らした。年末1195億円だった日本円の貸出残額は5月末基準で1053億円に減った。ウリ銀行与信企画部のウィ・ソンウク副部長は「2008年に突然日本円の相場が急騰し、やむを得ず満期延長だけを行ってきた日本円の借受人が最近多く償還している傾向」として「この時の衝撃のために円安展望にもかかわらず日本円の融資を受けるという人があまりいない」と話した。

日本円の貸出が大きく膨らんだ2005~2007年とは違って韓国の国内金利が日本に劣らず低いのも日本円の貸出が停滞した原因の一つだ。イ・ソクフン大邱(テグ)銀行与信企画チーム長は「2007年には韓国内の貸出金利が通常年7~8%で日本と比較すると5%ポイント以上も広がっていたため為替レートのリスクを覚悟して日本円を借りた者が結構いた」として「今は韓国内の金利も年4%前後に過ぎず、あえて日本資金を借りる必要がない」と話した。

これは韓国内市場の特性だけではない。日本が円安傾向だった2005~2007年に世界市場に素早く流れ込んで行った日本円は、今は正反対の様子を見せている。金融監督院によれば今年に入って4月までの日系資金は自国に8兆9000億円が純流入した。昨年の下半期だけで7兆5000億円が流れ出たこととは明確に対比される。

日本円を借りようとする需要も少ない。円安が本格化した昨年10月以降、今年3月までに起きた日本円の短期貸出の増加額は4兆円。円キャリートレードが活性化した2006年10月から2007年3月までの増加額(15兆8000億円)に遠く及ばない。この差をつくり出したのは2つある。先進国の金利引き下げと日本の株式市場の上昇だ。金融監督院のキム・チョルウン金融市場分析チーム長は「米国や欧州の基準金利が日本と似た水準に下がる中、日系資金が海外投資で上げられる収益はほとんどなかった」として「最近のアベノミクスに対する期待感で日本の株式市場が急騰し、かえって日本に外国人投資の資金が集まっている状況」と説明した。

(中央SUNDAY第326号)


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