「メガネ先輩ブーム」韓国カーリングが8カ月で“難破船”に

「メガネ先輩ブーム」韓国カーリングが8カ月で“難破船”に

2018年10月30日15時19分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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平昌五輪で韓国カーリング代表チームだった「メガネ先輩」金恩貞
  2月、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で韓国女子カーリング代表チーム(チーム・キム)は銀メダルを獲得した。スキップの金恩貞(キム・ウンジョン、28)が金栄美(キム・ヨンミ、27)を向かって叫んだ「ヨンミ~!」は全国民の流行語になり、世界の主要メディアは「不毛の地」韓国のカーリングブームを特筆大書した。

  8カ月が過ぎた今、韓国カーリングの神話は「残酷な絵本」になってしまった。特に、韓国カーリングを総括する大韓カーリング競技連盟は難破船のようになっている。カーリング連盟は昨年8月、ずさんな運営で管理団体に指定され、自体の行政機能を失った。1年2カ月が過ぎた今でも管理団体に指定されたままだ。カーリング連盟会長は1年4カ月目空席だ。

  弱り目にたたり目でスポンサーだった新世界は4日、カーリング連盟と後援契約をこれ以上延長しないと明らかにした。新世界グループは平昌五輪を目当てに2012年、大韓カーリング連盟と後援契約を結んでこれまで約100億ウォン(約9憶9000万円)を支援した。新世界グループは韓国カーリングの裾野拡大と技量向上のためにその間最善を尽くしたとし、予定通りに今年を最後に後援を終了することにした。

  体育界では「新世界が内紛と雑音が絶えないカーリング連盟への支援を切るのは当然の結果」との声が聞こえている。新世界が支援した100億ウォンはその間、運営費・全国大会賞金および開催費用などで使われたが、詳細な使用内訳は公開されなかった。

  会長もおらず支援まで減ったカーリング連盟は国際大会に選手を派遣することも困難を強いられている。カーリング連盟は当初、先月中国で開かれたワールドカップ(W杯)第1戦に2018~19シーズン国家代表選抜戦女子部1位を送り、12月米国で開かれるW杯第2戦に国家代表選抜戦2位一チームをまず選抜する計画だった。

  だが、カーリング連盟は「スポンサーの契約満了で資金確保に困難がある」として「W杯第2戦にも代表選抜1位のチームである春川(チュンチョン)市庁を送ることにした」と明らかにした。代表選抜戦2位チームは平昌五輪で銀メダルを獲得した慶北(キョンブク)体育会(チーム・キム)だ。その間、「チーム・キム」はカーリング連盟と意見の違いで対立してきた。また、カーリング連盟は22日、カナダ・ケロウナで終わった2018世界ミックスカーリング選手権大会に韓国チームを出場させなかった。カーリング連盟のホームページにはこの大会に関する情報が最初から掲載されていない。

  8月開かれた国家代表選抜戦の日程と方式も議論の的になった。日程は随時変わり、わずか2~3週前に最終確定した。慶北体育会は決勝に上がる前まで7戦全勝をおさめたが、決勝単弁で春川市庁にただ一度だけ敗れて太極マークを返上した。

  カーリング連盟はキム・ギョンドゥ前カーリング連盟会長職務代行と法廷争い中だ。キム前職務代行は慶北体育会のカーリングチームのメントであり、昨年6月カーリング連盟の空席事態が発生すると、職務代行を引き受けた。

  だが「60日以内」に連盟会長選挙を施行しなかったという理由で6月、カーリング連盟から1年6カ月の資格停止の重い懲戒を受けた。キム前職務代行は先月「五輪を控えて国家代表訓練に集中しなければならなかった」としながら懲戒が不当だとカーリング連盟を相手に仮処分申請を出した。カーリング連盟も法的対応中だ。

  カーリング連盟は60日以内に新しい会長を選ばなかったとしてキム前職務代行に重い懲戒を下したが、本来管理委員会は1年4カ月間会長選挙を行っていない。現在の管理委員長はカーリング関係者でない予備役将軍が務めている。
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