慰安婦被害女性、日本政府相手に「正式」訴訟起こす
ⓒ 中央日報日本語版2015.10.28 11:16
旧日本軍慰安婦被害女性が日本政府を相手取り正式な損害賠償請求訴訟を起こすことにした。
27日、ソウル中央地裁によると、訴訟代理人は23日に被害女性の調停を審理する同裁判所に「調停手続きをしない決定申請」を提出した。
被害女性は2013年8月、ソウル中央地裁に日本政府を相手取り被害者1人当たり慰謝料1億ウォン(約1100万円)を支払うよう命じる損害賠償調停手続きを申請した。だが、日本政府は韓国裁判所の権限が日本政府にまで及ばないと一貫してこの調停に応じなかった。これに対し、被害女性は民事調停を断念しながら「調停手続きを整理してほしい」という申請書を裁判所に提出したことが分かった。
裁判所がこの申請を受理すれば、事件は一般民事合議部に移管されて本格的な損害賠償請求訴訟が始まる。